父に贈る言葉
一昨日から本日まで三日間、父にお付き合いくださいましてありがとうございます。
一昨日の朝、いつものように仕事に出掛ける私に父は、
「おはよう」「いってらっしゃい。気を付けてね」と声をかけてくれました。
いつもと違っていたのは、
「お帰り。疲れたね」という父の言葉がないことでした。
穏やかな父でした。優しい父でした。
私がどんなに傷つける言葉を投げつけても、変わらずに私を愛してくれました。
人に迷惑をかけたくない。健康で逝きたい。
いつもいつもそう話していた父は先を急いでしまったのでしょう。
きっと向こうでおばあちゃんや母に叱られると思います。
Eちゃん、Tちゃん、最期に父の側にいてくれてありがとうございます。
本当に本当に感謝しています。
Hちゃん、父の愛する家族に直ぐに連絡してくれてありがとうございます。
本当に本当に感謝しています。
みんなのおかげで父は最後まで、最期まで独りではありませんでした。
今日は私から父に言います。
「いってらっしゃい。気を付けてね」
本日は父のためにお集まりいただき本当にありがとうございました。
喪主より
平成29年8月某日