NHK受信料金は人の死より重要なのか(; ・`д・´)

穏やかで優しい父が、突然ある日に天国に逝ってしまった。

何が何だか分からないまま時は過ぎ、もう少し経つと四十九日法要という日の夜。

 

お風呂に入っていると外から声がする。

そして懐中電灯の一筋の光。

入浴中に声をかけるなんてよっぽどのことなんだろうか???

仕方なく暗がりで懐中電灯を振り回す人影に、「どなたですか?」と声をかけてみる。

その私の問いかけに返事はなく、

ただ、「すみません」「すみません」と繰り返す人影、と懐中電灯の光。

なんだか気味が悪い。

でも緊急の用事なのかもしれない。

入浴中だった私はとりあえず慌てて身支度をし、頭にタオルを巻いて玄関へ。

その間も、ずっとその人影は「すみません」「すみません」を言い続けている。

懐中電灯の光も不気味に闇夜を照らしている。

恐る恐る玄関を開けると、、、

いきなり、本当にいきなり、

NHKの受信料がいつもの口座から引き落としできません」と・・・

 

「父が亡くなったので銀行口座は凍結しています」と答える私。

 

「はぁ。で?誰が(この滞納した受信料金)払うんですか?

 

・・・受信料金を誰が引き継ぐか、その問題の前に、遺族の私に何か言うことはないのか???

信じられない。

入浴中に、声をかけてきて、で、NHK受信料金???

は?

 

「(父が亡くなったのは)突然のことでまだ四十九日法要も終わってませんし、」

「誰が(あんたの受信料金を)引き継ぐか、」

「そういう事は全くまだ話し合いの段階ではありませんので。」

 

「はぁ。じゃ、誰が(受信料金を)払うか分からない?

 

「今は、まだ、分かりません」「何度も言いますが、まだ、四十九日法要も終えてませんので」と髪から水が滴るのを感じながら玄関を閉めようとしたら、

「あっ、あっ、誰が(受信料金を)払うか決まったらこの口座振替用紙を・・・」

と、「あっ、あっ、念の為、記入間違いをした時の用に2枚おいていきますので・・・」

で、戸を閉める前の最後の極めつけの一言、「とりあえず今滞納した受信料金払ってくれます?

 

父の死よりも、NHK受信料金は大事なんだろうか。

NHKの、その集金者は、最後の最後まで父の死に対して敬うこともなく、

お悔みを一言も言うこともなく、ただただ、滞納料金を払えと、ただただ、滞納した料金は誰が払うんだと、、、、

 

全く最低だわNHK、と思った一日であった。

 

マジ、最低、NHK