まちゃ王子の旅立ち カルチャーショック編

出国のその日までしっかりと時差対策(昼寝)をし終えたまちゃ王子。

いざ留学に向けThe United Kingdom of Great Britain and Northern Ireland(←長っ)に出発っ!

で、到着っ!

London Heathrow Airportに到着したのは17:10。

さっ、王子、入国手続きをばっ(^_-)-☆

隣のラインに並び横目で王子を見守る私と王子の母(従妹)。

なぜ同じラインに並ばなかったのかというと、まず王子と私らのビザが異なるから。

そして何より王子が私らと一緒にいるというのを嫌がった(恥ずかしい?)から。

男の子ですねぇ~(´∀`)

確かにママとママの従妹と一緒に留学先に・・・というのは成人男子にはちょっと・・・へへっ

 

無事入国審査を終えて合流!

初のネイティブとの英会話(入国審査)で興奮気味のまちゃ王子。

ほぼ理解できた!!!と自画自賛、って・・・それできないと大学院の授業受けれないから"(-""-)"、とは言わず、ブラボーブラボー!パチパチパチ!褒め称える。

その側でまちゃ王子を見つめる母は感無量←親ばか(笑)

 

で、とにかく今日はやっすいホステルにでも泊まって空の長旅の疲れを取ろうぜっ!と空港近くのホステルにバスで移動することに。

どでかい空港内をバスターミナルを探しつつ移動。

で、バスに乗り込み「降りる場所教えてね」と伝え車窓の旅15分ほど。

初めてのイギリス(まだ空港とその周辺だけど)を興奮冷めやらず観察するまちゃ王子。

あぁ~、私も初の海外進出?はこんな感じだったなぁ~と懐かしむ。

 

ん?

・・・あまりにも住宅街?いや何もない場所で「ここだよ」と降ろされたが、、、

どこにホステルが???

いきなり不安そうなまちゃ王子とその母。

ここは私がしっかりせねばっ!と二人を残し(荷物見張り番)探索。

おーおー、突き当りの角っこに控えめにパブが!

ザ・ローカル!

んでその上にホステルのちっこい看板が!!!

パブを併用した古い古いちょっと斜めに傾いた建物・・・ここだ!

 

私たちのスーツケースはまちゃ王子の引っ越し荷物でパンパン。

おしゃれなはずの砂利道が憎い。

うんしょうんしょと引きずりながら到着。

フロントなんぞあるはずもなく、パブのカウンターで手続き。

酒やけしたハスキーヴォイスのセクシーなおば様がお煙草を燻らせながらいろいろと説明してくれる。

薄暗さも手伝って?か、なかなかの雰囲気にまちゃ王子とその母は言葉少なめ、というか一言も発しない。びびってる?

 

外でパブカフェ?して雑談して飲んでいる屈強なBritish people(←まちゃ王子には誰もかれも屈強な男に見える(笑))の脇を抜けえっこらえっこらとスーツケースを運び裏側の斜めった建物に入る。

まちゃ王子に個室(シングルユース)を与え、私らはツインと呼ばれる小部屋へ・・・。

予約はトリプルルームでしてたんだけど、他に予約がなかったからと同じ料金で2室くれたのであった。

まちゃ王子はその会話(私とセクシーおば様)が聞き取れなかったらしく空港とは打って変わりしょぼぉ~んと落ち込む。

まぁまぁ、おば様の発音はかなり訛ってたから、と慰めても「俺は腹筋をする!」と個室へ・・・。

あ、言い忘れてたけど、どうやら彼は受け入れがたい事があると腹筋をするらしい。

 

今夜は寝るだけだから、とベットの上に座ろうとしたら、まちゃ王子が飛び込んできた!

なにごと?なにごと?

「俺の部屋エアコンがないっ!」

・・・あっ、、、あの、、、イギリスはお国柄クーラーを必要としていないので、

高級なホテルに泊まらない限りエアコンはついていません(-_-;)

「あっ!この部屋(私らの)エアコンがついてる!」

いえいえ、王子。

私が窓を開けているので涼しい風がはいっているだけで・・・えへっ

 

まちゃ王子はこれからいろんな事を学ぶでしょう。

 

ちなみにその後のホテルでたまたまオートロックっぽい部屋に泊まった時、

(オートロックっぽいというのは思いっきり戸を閉めると閉まる鍵だから)

このホテルオートロックだよ!?と驚く私に、

聞こえるか聞こえないかのちっちゃなちぃぃぃっちゃな声でまちゃ王子、

「ってか、俺、オートロックのホテルしか泊まったことない」

もぉ~、お坊ちゃまなんだからぁ~、と、まちゃ王子母、「私も・・・」

 

・・・まちゃ王子はこれからいろんな事を学ぶでしょう。