2泊3日入院物語 ★手術デビュー☆
いよいよ手術当日の朝。
私をスルーして隣のベットの人に朝食が配られる・・・。
そうだよね・・・下剤飲んでるもんね朝食なんてもらえないよね(T_T)
お腹空いたなぁ~この世の不幸を背負う気分。
そして『おはよっ、浣腸しますねっ♪』明るく看護士さんが近づいてくる。
え”えっ!?浣腸ーーーーーーーーーぉ!
私、浣腸なんてしたことないぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃーーーーーっ!
便通も良い私は浣腸なんて嫌っ!恥ずいっ!
う”ぅぅぅぅぅ・・・・(-"-)
有無を言わせず浣腸されかなり精神的ダメージを負う。
もうもうっ、早く手術してくれぃ~!
予定は9時半からだったのですが、私の用意が万全で病院側の準備も万全だったので、
9時過ぎにベットごと手術室へ移動。
目を開けていた私は目が回りました。
ここは閉じておくべきだった、、、次回は目を閉じておこう。
麻酔も順調に効き、←『海老のように丸くなってぇ~』と身体を丸くしたところ看護士さんに『上手上手っ!』と褒められた。
なんだかんだ(←手術手術)で終わったのが10時過ぎ・・・
は、早っ!
病室に戻ったのが10時半だった。
麻酔が効いているので痛くもないし、だいいち何が行われたのかも全く不明な感じ。
『麻酔が切れてきたらできるだけ身体動かしてね』と言われたのでもぞもぞ。
右足から麻酔が切れてきたみたい。
おぉ!動くっ!
長く正座して痺れてきた足を戻すようなくすぐったい感じ。
もぞもぞ、もぞもぞ。
おぉ!乗ってきたぞっ!
することもないので懸命に動かすことに楽しみを見出し忠実に地道に頑張る私。
たまぁ~に看護士さんが点滴のチェックと血圧チェックに訪れる。
点滴はまぁいいとしてなぜかどの看護士さんも血圧チェックで首をかしげる。
最後の方はなんだか独り言も大きくなっている『おかしいわねぇ~?』と。
そして右側に最初置かれていたゲロ吐き用の入れ物がいつの間にか撤去されていた。
コードが長すぎで邪魔だったナースコールのベルをその入れ物に入れていたのに・・・。
ゲロなんて吐かないよ、だって食べさせてもらってないもんっ<(`^´)>
点滴があと少しで終わるころ、なぜか点滴アラームが何度も鳴り響く。
アラームが鳴るたびにナースコールしていたら、5回目ぐらいの時に看護士さんが、
『あと500ml残っているけど、元気そうだからもう(点滴)止めますね』とおもむろに外された。
え”っ?大丈夫なの?
で、血圧も一緒に外そうとして・・・『まぁ!?』
なんとみんなが首をかしげていた血圧、私が動き過ぎて最初から外れかけていた模様。
そりゃ~血圧測れないよね。
『ま・・・いっか』と小声で呟き去っていく看護士さんをいいのか!?と見つめる私。
っと、出て行った看護士さんが直ぐに戻ってきた。
『飲み物は飲んでいいわよ』と。
『何か取りましょうか?』と聞いてくれたので『じゃ、コーヒーをっ♪』と私。
『えっ!?ダメ!刺激物はダメ!』いきなり厳しい叱咤。
じゃ、、、と、隣にある水を・・・。
ちびちび水を飲みながら、こりゃあ~夕飯期待できないなぁ~と消沈する私であった。
それから待ちに待った夕食にはデザートもついていなかった。
コンビニ行くことも考えたけどさすがに手術後なのでぐっと我慢をした大人な私。
そして病院2日目も腹を空かせて夜は更けていくのであった。