父は箱入りお坊ちゃま お小遣い編
父方の祖母は父たち、祖母の子供たちが大好き。
私たち、祖母の孫たちは子供にくっついてくるただのおまけ。
祖母のお家に行くといつもお小遣いをくれます。
学生の頃はそれで良かったのですが、
私が働き出してから祖母にお小遣いを貰うと母が怒るんです。
『もう社会人なんだから!』
でも、断っても断っても祖母はずっと私にお小遣いをくれました。
私が日本を出てからは5,6年に一度会うか会わないかになってしまったので、
『くれる』というものを断るのも忍びない?と母が鬼のように私を睨み倒していても、気にせずお小遣いを受け取っていました。
父は、一応は怒る母に追随して『もう子供じゃないのに仕方ないなぁ』と言うのですが、結局は『まぁまぁ、久々の日本なんだから』と母と私の間に立ち私を庇っていてくれて、庇って・・・いや庇っていなかった!?
あるとき私は知ったのです。
父も祖母にお小遣いを貰っていたことを!
はぁ?
還暦過ぎたおっさんが80過ぎたおばあちゃんからお小遣いもらっているだとっ!?
なにが、『お前はもう子供じゃないんだから』、だ!
お前にその言葉そっくりそのまま返してやる<(`^´)>
あ、いや還暦は過ぎているけど祖母の子供か・・・