「可愛い!」を連発する彼、の正体
つい先日、久々に髪を切りました。
あ、ショートにしたって意味です(*^。^*)
私の場合ですが、海外生活が長いのでついついロングヘアーが定番になってしまうんです。
一番長い時でお尻が隠れるぐらい、3~4年切らなかった時があります。
亡くなった祖父が「なんだあのヒッピー崩れはっ!?」とクレーム出したぐらいです。
ふふっ。
でも、ロング定番になった理由というのがちゃんとあるんです! ←言い訳
あれは・・・そうカナダでのこと・・・
私は美容院にはマメに行く人で、美容院好きでもあったのですが、
カナダ、その頃はナイアガラフォールズ(Niagara Falls)という村に住んでいて、
美容院らしきものを見つける事ができなかったのです。
あったのかもしれませんが、徒歩範囲(その頃は車を持っていなかったので)にはなかった。
その名から想像できる通り、ナイアガラ川に面している世界三大瀑布のひとつとして知られるナイアガラの滝があり、・・・あり、・・・うぅ~ん、滝の他には何もない。
もちろん、ナイアガラフォールズは世界的に知られた観光地なので、滝と川沿いのエリアは観光地区として開発されて、この地区だけは、駐車場、ギフトショップ、展望台タワー、高層ホテル、カジノ、劇場など・・・これぞまさに観光地!という感じです。
その地区だけね、その地区だけ・・・。
でも、観光客はわざわざ旅行中に美容院に行くことがないのか、美容院はありませんでした。
なので、私は結構しばらくの間ボウボウの髪で過ごしていたのです、が、ある日仕事でトロント( Toronto)に行くことに!
やったぁ~\(^o^)/
都会だ都会だっ♪
トロントはカナダで最大の都市です。日本では東京!
テンションMAXで美容院へ。
担当の美容師さんもなんだか存在そのものがモードって雰囲気の男性。
これはこれは・・・期待は高まる!
お任せショートで(←次、いつトロントに来れるか分からないので)わくわくっ♪
そして悲劇は起こる・・・(T_T)
鏡を見た瞬間泣いてしまった。
自分の顔を見て泣くなんてことあるんだねぇ~、って、そんな場合じゃない!!!
どう見ても、どう見ても、どう贔屓目に見ても、
鏡に映っているのはジャパニーズモンキー以外表現のしようがない。
こんなはずじゃーーーーーーーっ!!!(T_T)
泣いている私を見てヤバいと悟ったのか、
「似合う!」「似合う!」「超プリティ~!」「可愛過ぎ~!」と、「可愛い」を連発する、切った張本人の彼。
本当に?
・・・嘘です。
だって、モンキーから人間になるまで(髪が伸びるまで)、私を見た人はみんな笑ってたもん。
似合うと言ってくれたのは彼、私をモンキーにした彼だけ。
可愛いと言ってくれたのも彼、私をモンキーにした彼だけ。
二度と切らない。
そう心に誓い、お尻まで伸ばしたトラウマの私でした。
でぇ~もぉ~、そんなトラウマも無事卒業し、私はまたショートに変身!
夏だし、すっきりすっきりっ♪
女は強し、の話です。