Me zapatos por favor
まず、着の身着のまま(←文字通り)の私がすることは、
クレジットカードの停止、と、パスポートの再発行。
特にパスポートは、これが無いと外国では話になりません。(ーー;)
お金なんて、服なんて、パンツなんて、靴なんてどうにでもなります。
いや、靴は置いて行って欲しかったかも・・・
裸足だと足の裏が痛い。
あ、なんの話をしているのかというと、
私はサンティアゴ・デ・クーバで泥棒に全部、本当に全部盗られちゃったんです。
とりあえずそういうわけで、サンティアゴ・デ・クーバで一番高級なホテルMelia Santiago de Cubaへ走る。もちろん裸足で・・・
このホテルのセキュリティーは素晴らしく、あきらかな観光客(外国人)でもパスポートの提示を求められるほど。
裸足で走り込んでくる私はもちろん入口で止められる。顔も洗ってないしね。
パスポート?そんなものないわっ!
片言のスペイン語も話せない私に何を求める!
っていうか、状況見てみろっ!!! ←状況を見るととてもホテルの中にはいれてもらえないけど・・・
気迫が功を制し、第一関門突破!
更に裸足でゴージャスなホテルロビーを軽やかに横切る。
目指すは公衆電話。
そう、共産国というのもありますが、発展途上国の為、電話がそれほど一般に普及されていない。国際電話なんてさらに高度な電話機?が必要。
と、いうことでこの一流ホテルにやってきた私。
まず、クレジットカード会社へ・・・って電話番号分からんわぃ!
だっていろいろメモってたのも、ずぅ~えぇ~んぶ、盗られてるんだもん。
ちっ、
日本の母へコレクトコール依頼をしてもらうことに。
これがまたひと騒動・・・
オペレーターがスペイン語なので母が何を言われているのか分からない。
・・・3回も電話切られた。
『まだ(コレクトコール)する?』と気の毒そうに尋ねるオペレータに、頼むから私に喋らせてくれとせがみやっと、本当にやっとって感じで母に繋がった・・・
やっぱ裸足だと気迫が倍になるね。
言葉の壁を越えてるもん。
・・・誰か私に履くものをください。
つづく