Control de pasaportes

各国の入国審査、お国柄?が思いっきりでるのがラテン系の国かなと思います。

とにかく明るい♪ (´∀`)

最初はしかめっ面?の審査官もだんだんとノリノリ?になります。

 

さて、キューバの首都ハバナに長い長いフライトを終えやっと到着した私。

くぅ~!朝日が眩しいぜっ♪

サッサと入国審査を済ませていざ目的地のサンティアゴ・デ・クーバへっ!

とはいかず・・・ここで問題発生・・・

そう、私はこの時はまだスペイン語を全く話せない状態だったのです。

生まれたての赤ちゃん♪

でもラテン系だし、いままでに何度も問題無く入国できているしぃ~♪

と、軽い軽い気持ちで全く気にせず列に並んだ私。

にこにこスマイル全開でパスポートを提示。

当然英語での会話になると思い・・・きや、

スペイン語かぃ!?

スペイン語オンリーの美しいクバーナ(Cubana)。

うっそぉ~んっ!

対戦する英語オンリーの私。

後ろに並ぶ人々がだんだんイラッて・・・イラッて・・・

そんなに大きな機体ではなかったため乗客はそれほどいなかったの。

だから入国審査官は一人しかいなかったの。

だんだん焦る私。

と、ここで閃く!

辞書があるじゃん、辞書がっ♪←なんだぁ~、最初からこうすればよかった (^^)

ところが・・・発音が悪い!

全く通じない・・・

うっそぉ~んっ!

では最終手段を。

辞書を彼女に見せ指差す←これよ、これ、私が言いたいのはこれ!

ふんふん、と頷く←よっしゃ!これで入国っ♪

・・・とはいかず、納得してないんかぃ!

 

別の審査官が登場し(あまりにも他の人たちを待たせ過ぎて)、彼女は晴れて私オンリー審査官に・・・嬉しくない (ーー;)

 

どんどん飛行機が到着し、どんどん人々が出ていき・・・そしてお昼になった。

最初は周りにいた空港関係者もお昼なので当然お昼ごはんタイム。←いなくなった

 

彼女も私も疲れてクタクタですよ(涙)

閑散としたフロアに二人だけ・・・

お腹も空いたし・・・

握りしめる辞書はへなへな(私の汗で)

今日中にサンティアゴ・デ・クーバに行きつけるかなぁ~くすん。

既に会話?もなくなり(疲れちゃって)無言の二人。

と、その時!

『何か食べ物持ってない?』←スペイン語だったがなぜかこれは分かった

口が動く前に私の手にはチューイングガム(空港で買った残り3つの)!

ガッツッちゅーいんぐガムッゥ!って感じ。

握りしめたチューイングガムをうやうやしく差し出す。

その瞬間私たちは国境を越えました。

長々と戦った?同志ってことで友情が芽生えた瞬間ですね。

はい。無事、入国できました。

 

私の機体預かり荷物はポツーンっとだだっ広いフロアに置かれてました。