2泊3日入院物語 ☆入院デビュ~★
私はなかなかの健康優良児でいままでの人生を幸運に過ごしてきました。
だから、発展途上国でもどこでも住めるのです。←医療費かからないから
ところが、ところが、去年の人間ドックに引っかかり、再検査・・・
あれよあれよと言う間に手術することになり、、、
人生初の入院が決定!
手術といっても人によっては日帰りの場合もあるという超簡単な手術。
身体を切りもしなければ穴も開けない。
初手術なのでこんな感じでよろしいかと・・・(^_^.)
入院当日、午後2時に来てねといわれていたのでその通りに行く。
簡単な受付をし、手首に生年月日付きのネームバンドをつけ、病室に。
おっと、その前に簡単な問答が、、、
下半身麻酔をするために事前にいろんな検査を受けていたのですが、
かなりの優良児指数で検査を通過していたので看護士さんがびっくりですよ。
なぜここに(病院)にいるんだ?的な私。
お風呂は9:00~17:00までだからねといわれ驚愕!
え”っ?17時???
しかも使用は最長30分。
いやぁ~厳しい厳しい。
と、いうことで入院即風呂とテキパキと動く私。
お風呂入っちゃったら後の楽しみはご飯しかないわ。
ひたすらご飯の時間になるのを待つ私。
ご飯は18時。
楽しみに待っていた私はあまりの量の少なさにこれまた驚愕!
すっ、少なっ!
ご飯食べてお腹が鳴るって初めての体験だわ。
デザートを買いに行こうかどうか(病院内にコンビニ発見)迷っていたら、
看護士さんが下剤の薬を持って登場。
あ、下剤があるのね、、、ってことはあまり食べるときついなと理解する私。
21時以降絶対に食うなよ飲むなよ(水は許す)としつこく言われ頷く私。
暇だな・・・
早く帰りたいな、、、とホームシックになったのはお腹が空きすぎてすることなくて自主消灯に入った20時であった。
こんな早く寝た事ないわ。
すごっ、私。
入院デビューはお腹がぐぅぐぅ、きゅるきゅる鳴る夜であった。
彼の記憶のバレンタインデー ☆ St Valentine's Day ☆
中学校の同窓会に、んん十年ぶりに出席した時の話。
みんなそれぞれに変化を遂げ、禿げたり太ったり・・・ぷっ
もはや誰だか分からないけど、でも楽しいからいいや的ないい感じでお酒も入り2次会、3次会に突入!
2次会からずっと隣にいた酔っ払い男性が唐突に、
『もしあの時俺ら付き合っていたらいまどうなっていたんだろう』と・・・
へ?あなた誰?
『中3の時、チョコレートくれただろ?』
そうなの!?って、私、チョコレートをあげたことないんですけど???
彼の話では、遙か昔、私たちが中学3年生の頃、その年のバレンタインデーは日曜日だったそうです。
彼は外出していて家に帰ってくるとチョコレートが・・・。
彼のお父様の話で『女の子が持ってきた』そうで、、、
ちょいモテしていた彼はいくつかチョコレートを貰っていたので、
そんなに気にすることもなく月日は流れ、、、今日のこの日(同窓会)。
彼とは中学だけで高校は違ったし、←彼の正体が分かった(・_・;)
中学もクラスが一緒になったのは2年生だけだったような???
付き合うも付き合わないも、正体が分かっても共通の思い出の無い私たち、そんなに親しくもなかったぞ?
中学の頃の私に全く興味もなかったのに、今更感がすごいなぁ~(-"-)
友人の話では、彼の人生は正に女問題で波乱万丈だったそう。
なぜそのチョコレートの送り主を私だと彼が思っていたのかは不明ですが、
それぞれの思い出って都合よく塗り替えられていくんだなぁ~と実感。
そのチョコレート、私じゃないから。
その男がおでぶちゃんになった理由 あぁ勘違い編
今の職場に入った当初、中肉中背の同僚〇〇さんがいたはず。
いたはず、というのは今はもういない(中肉中背ではない)という意味です。
その〇〇さん、もとい、おでぶちゃん(♂)は、ここ1,2年で20㎏は太ったのではないか、と。
巨漢ではなくぽちゃぽちゃという言葉がぴったりなおでぶちゃん。
おでぶちゃんは知る由も有りませんが、いろいろと愛称で呼ばれています。
食べ過ぎ、間食多し、甘いもの大好き、に加え、若い頃と違って新陳代謝が落ちたからおでぶちゃんになってしまったのだと思っていました。
だって、バナナひと房を間食に食べているのを見たんだもん。
さすがにおでぶちゃんも自分の体形が気になっているみたい。
職場まで自転車通勤!と宣言したかと思えば次の日に車で来てる。
今日は車なんだ?と聞いてみると『夜道が暗いから(車に轢かれる)危ない』『今日は雨が降っていて(自転車がスリップして)危ない』『今日は寒いから(自転車だと凍死する危ない)』等々のでるわでるわの言い訳オンパレード(・_・;)
結局ますますまんまるになっていくおでぶちゃん。
ま、愛嬌があっていいんじゃないと思っていたら、なんと『食べ過ぎ』以外に太った理由があったらしい。
なになに?
おでぶちゃんが太った理由、『これ以上モテないため』だって!?
あぁ、なんて勘違いっ!
おでぶちゃん、大丈夫大丈夫、心置きなくダイエットに励んでください。
母の考える娘たちの評価 ☆いくつ?
そんな5つ☆の妹は地元の高校を卒業し東京の大学へ旅立っていきました。
大学卒業後も地元に戻ることはなくそのまま某企業へ就職。
地元には年に2度ほど帰省、盆と正月ですね。
学生の頃は両親が出す帰省費用を受け取っていたそうです。
さて、ここから、☆の全くない姉(私)と比べてみます。
就職するまではきっと同じ条件だったと思うんですよね。
親のすねかじりってとこは。
帰省にしても、妹の年2回には程遠い5,6年に1回あるかないかですから比べようがない、と普通は思いますよね?
しかし、身内の評価は甘くない。
日本までの費用はもちろん私の自己負担(←当たり前)、でも、その後は・・・
『(飛行機)チケット取っておいてねぇ~』『日本で買う方が安いからぁ~』と私。
はいはいと母は快く承諾し、予約して購入して私に送ってくれていました。
『日本円がないから後で(支払い)いい?』と払いもしないのにぬけぬけと私。
いいよいいよと母(どうせあんた払うつもりないんでしょ)。
『え?本当にぃー!嬉しいっ!ありがとう』、以上、茶番劇。
そして、5つ☆の妹の場合。
『これチケット代』と母がお金を渡すも受け取らず。
仕事が忙しく已む得なくチケットを母に頼んだときは、東京へ戻ったあと母の机の上にお金の入った封筒と一緒にお礼状を添える心遣い。
こっそり母が妹のスーツケースにお金を入れてても郵送して戻ってくるお金。
しかも少し多めにお金は戻ってくる。
素晴らしい!
☆がつくってこういうことなのね。
母の考える娘たちの評価
親が子供を、本当はどう評価しているのか。
世間の私の妹の評価はいつも☆5つ、最高評価に近い。
生まれてから今までずっと優等生でいつも皆に一目置かれているような女の子。
容姿的にも清楚でいかにもどんな人にも好まれそうな気品を漂わせている感じ。
従姉妹の結婚式のとき、出席していた妹を見て新郎とその一族が『お前(従姉妹)と一緒の家系とは思えない』と息をのみ感嘆したそうです。
私の評価?
ある日、私の母が近所でも有名なおばばを怒らせたそうです。
で、おばばが復讐のため近所中に『奥さまぁ~、私の娘は〇〇(←妹)にずっといじめられていたんですのよぉ~』と言い触れ回った。
が、しかし、相手が悪かった。
妹はなんてったって優等生、清楚な気品あるお嬢様(←見た目だけ)。
小中高と成績優秀、クラス委員に選ばれ、生徒会なんぞに推薦される生粋の優等生。
その妹がいじめをしていたと信じる人は誰もいなかった。
母が『〇〇(妹)がいじめなんてするわけないじゃない<`~´>』 ←声大
『〇〇(私)ならわかるけど・・・』 ←声極小
これが実の母の私の評価。
おばばはなぜ私の名前を出さなかったのか?、理由があります。
おばばの上の娘は私よりひとつ年上で、おばばの下の娘は妹と同級生だったため。
つまり、私と同学年の子供がたまたまいなかったんですねぇ~(ーー;)
従姉妹に『助かったね』と言われました。
切ないけど心に沁みる言葉
小さなころから生き物が好きで好きでいつも何かを拾ってきては怒られていた私。
『生き物は死ぬから飼いたくない』と母は言う。
こんな記事を目にしました。
「獣医さんに聞いたのですが“生き終わる”という言葉があるそうです。動物は自分が死んで、それによって飼い主が悲しむという意識はありません。動物として自然に寿命を迎え“生き終わる”からこそ、生きている今が大切だ、という考え方。家族としての存在感が増しているいま、いなくなったときの喪失感は想像を超えますが、それもしっかり受け入れるのが生き物と暮らす人間のつとめなのかなと思います。」
生き終わる・・・切ないけど心に沁みます。
聞きたくないだろうけど恋バナ ラテン系の場合
所変わってカナダでのお話。
当時、私は親友のスパニッシュ系カナダ人(Spanish Canadian)の彼女とアパートシェア(Sharing a Apartment)をしていました。
彼女の部屋は道路側、私の部屋は道路から反対の内庭側。
築100年は軽く経っていますが、2LDKのなかなかいい感じのアパートメント(Apartment)で私たちはとても気に入っていました。
デート(Date)するようになってあまり間の無いイタリア系カナダ人(Italian Canadian)の彼。
ちょっとしたことで喧嘩になり私はデートの途中でアパートに帰ってきました。
彼女はまだ仕事から帰ってなくてお出迎えは私の愛猫。
リビング (Living Room)は道路側にあるのですが、むしゃくしゃしていた私は一人でTVを見る気にもなれず内庭側の自分の部屋で彼女が戻ってくるのを待つことに。
数時間後、彼女が帰宅。
お帰りぃ~!聞いて聞いて!今日ねぇ~ ←と話しだす私に、
『何あれ?』
ん?何かあるの?
『外でめちゃくちゃ〇〇〇〇(←私)の名前叫んでる人がいるよ』
『伴奏つきで』
伴奏?
彼女の部屋に付いていき窓から外を覗くと、、、
ザ・ラテン君がギター奏者?を引き連れアパートの前で歌っている!?
しかもお世辞にも上手いとは言えない。
内容はなんだか下手過ぎて歌詞をダメにしている、と思う。
ザ・ラテン君は私のアパートは知っていたけどどの部屋かは知らなかった。
アパートはメイン通り(Main Street)に沿って建っていたので、めちゃくちゃ恥ずかしい・・・
堪らず窓を開けうるさい!下手くそっ!
『あ、〇〇〇〇~♪(´∀`)』 ←歌っている
うるさいうるさいうるさいっ!
『〇〇〇〇~僕を許しておくれ~♪(^o^)』 ←歌っている
サッと一輪のバラの花を私に向かって掲げるザ・ラテン君。
沸き上がる傍聴人(通行人ともいう)。
『許してやれよぉ~!』野次も飛ぶ。
熱い夜は下手くそな歌と共に過ぎていくのであった。